07.MAY.2025(WED)
ポイント名:店内
気温:21℃
水温:***℃
こんにちは!
比三一ダイバズクラブのスタッフです。
本日は、地元の友人でもあるインストラクターの方から、器材オーバーホールの依頼をいただきました。
当店では通常、オーバーホールの受付は12月~3月の4か月間限定で行っているのですが、今回は「時間があるときでいいから」とのことで、特別にお受けすることに。
しかも依頼主ご本人の器材ということで、まぁ、そこは地元のご縁ということで(笑)。
…が、持ち込まれた器材を見て「うーん…これはさすがに…」と絶句。
なんと、1998年にカタログから姿を消したモデル!

「もうこれ、パーツ無いよ?」と言いかけたその時、「パーツ持ってきたよ」とまさかの展開。

それを聞いて思わず「(汗)」ですよ(笑)。
さっそくパーツをチェックしてみると、見た目は特に問題なし。でも、正直なところ「新しいの買った方が良いよ!」とアドバイスもしました。
それでも「どうしてもオーバーホールして使いたい」とのご希望。
ただし、これだけ古いモデルのうえ、持参されたパーツも長期保管品。正直、作業はできてもその後の使用には責任持てませんと念押しさせていただきました。
懐かしの“自作治具”が再登場!
作業スタート。
今回は久々に、昔自作した“万力なしで作業できる木製の型”を引っ張り出してきました。
これが地味に便利なんです(笑)。



外見はきれいだったんですが、内部を開けてみると、やっぱりというか…
ところどころに塩がガッチリ固着。分解に一苦労。
なんとかバラして、次は超音波洗浄へ。


さらにブラシやルーターを使って、しつこい塩を丹念に除去。

その後はOリングを交換しつつ、各部にグリースアップ。
このモデルは調整の必要がないタイプなので、中圧チェック→水槽検査で動作確認。
結果は、とりあえず問題なさそう!
ただし…長い間眠っていたパーツということもあり、やっぱり保証はできません。
ご使用の際は、くれぐれも自己責任でお願いします。