28.APR.2025(MON)
ポイント名:***
気温:20℃
水温:***℃
こんにちは!
比三一ダイバズクラブのスタッフです。
本日1便にてお客様がお帰りになり、木曜日までお客様が居なくなった。
こんなに暇なG/Wになるなんて・・・
でもここで、できていなかったことを、一気に!!
さて、今年は車両を入れ替える(もちろん中古車です)こととなり、先月届いたハイエースを、【 現地ダイビングサービス仕様 】にカスタマイズ。(って、大したことやってないけど・・・)
今日は午後からは雨の予報。
このタイミングで、残っている作業を雨の降る前に畳み掛けました。
しかしハイエースは中古車でも、メチャ高いですよねぇ~
ちょくちょくは買い換えられない。

ですので、少しでも長く乗るために、過去に3台の車両をいじった経験のある友人からアドバイスなど貰いながら、自分なりに整備してみました。
まずは基本の防錆塗装からスタート。
モールから始めますが、これは上下とも塗装します。

そしていつもかなりのダメージがあるリアシートの足。
塗装後にさらに上にビニールテープをぐるぐる巻きにして、直接塩水が触れない様にしました。

防錆塗料を塗布した後にラバーコーティングをして、その上に防水材にて包んで3重の厳戒仕様に

と同時に、フロアマットの端から塩水が入らない様に、こちらも徹底的にコーキング。


これを乾かしている間に、カーゴエリアに敷く化粧コンパネを、丸ノコや糸ノコなどを駆使しカット。

ここら辺から、何の作業やってるんだっけ???
って感じに・・・(笑)
カットした部材を実際に敷いてみると、こんなんです。

座席の方に水が回らない様に、カーゴエリアとリアシートの間にも壁を立てます。

カーゴエリアには塩水が溜まります。
それがバックドアからポタポタと垂れて、バンパーの上とかリアゲートロックとかが錆びだらけになるのでターポリンで水切りを設置。
でも、このままだとロックに噛み込んでしまうので、スリットを入れてそれを防ぎます。


リアゲートロックも錆びるので、防錆塗装後に防水材でクルっと包みこれまた隙間にはコーキング。


タイヤハウスが塗装したままでむき出しになっているので、ここにもカバーをして更にコーキングを。

ここで「んっ??? 内張り外せる?」と、順序を間違えていることに気が付くが時すでに遅し(大汗)
友達に、「作業の順番を間違えない様にね! 取り返しがつかなくなるから・・・」
と言われていた通りに(涙)
でも、力業で何とかなりそうなので、無理やり作業続行で内張を外していきます。


このバンの内張に使用されているパーティクルボードですが、水濡れにとても弱く、濡れたスーツやメッシュバッグを積むスペースには不向き。
ぼそぼそに剥がれてあちこちに着いちゃう。
で、今回はこのボードの上にガムロン(屋根材に使用する防水シートですね)を張り付けることに。

これならば大丈夫(なはず)でしょう。
内張をもとの位置にハメ戻すと、こんな感じです。

この上に人工芝を敷きます。
ところが敷き始めた時点で、ツルツルと滑ってしまうことが判明。

ゴムマットでも敷かなくちゃかなぁ???
などいろいろと考えた挙句の果て、乾くとゴムになる塗料を塗布。
これだったら滑らないはず。

結果、ばっちりです ♪

さぁ内装はもう一息。
次に取り掛かるのはスライドドア部のステップ周り。
スライドレールのローラーが干渉しない部分およびステップにも防錆塗装。
ステップはデコボコの形状なので、面一になるようにウエットスーツの端切れを並べていきます。


その上に、水切りを兼ねた厚手のビニールシートをボンド止め。


これも端はコーキングでしっかりと防水処理。

さらにその上に、コンパネを敷きます。
コンパネは自由に曲がらないので、ダンボールで型を取ってカットしてから設置。

コンパネの隙間もしつこくコーキング(爆)

仕上げには人工芝を貼ります。

余った部分はカットして納めていきます。

ここまで来たら、もう終了は目前。
サイドにある小窓からの雨漏り対策。
ハイエースは、年式によってここからの雨漏りが多いんです。
小窓を外して、パッキンをきれいに掃除し、レールも同時に洗います。

次にこのガラス周りに建築用の防水パッキンを張り付けていきます。

車が届いた時に、「内張が汚いなぁ・・・」と思ったのは、この雨漏りのせいだったんですね。
レールに水抜き穴があるメーカー対策品だったにもかかわらず、豪雨の後は車内に雨水が浸入していたのですが、これで問題解決のはずです。
仕事の合間合間でちょっとずつの作業進行だったので、予想よりもはるかに時間がかかってしまった・・・
残りは連休が明けて時間のある時に、の~んびりと リアステップ や 内装の一部パーツ の塗装、そして外部の細かい錆を落として、パテ埋めしてから塗装かな???
ここまでやれば、それなりに寿命も長くなるでしょう。